現場での観察調査およびSNS、大手旅行ポータルサイトに寄せられた膨大な口コミを精査すると、来場者の評価は「昼の開放感」と「夜のドラマチックな視覚体験」で鮮やかな二面性を見せています。
【昼間の体験者のリアルな声】
「子供と一緒にシースルーへ。普段は元気いっぱいの小学生の息子が、地上30メートルを過ぎたあたりから口数が激減し、私の腕にしがみついて離れなくなった。地上から見ているのと実際に乗るのとでは全く別次元の怖さがある」(30代・家族連れ)
「天気が良い日は三河湾や名古屋駅周辺の高層ビル群まで遠望できる。足元は確かにヒヤッとするけれど、遠くの地平線に視線を移すと素晴らしいパノラマが広がっていて爽快感が勝る」(40代・ドライブ利用者)
【夜間の体験者のリアルな声】
「夜に乗ると、観覧車自体のLEDライトアップが色鮮やかに移り変わり、暗闇の中に光が浮いているよう。眼下を走る伊勢湾岸道の車のテールランプが赤い光の帯になって流れていき、シースルーの床越しに見るとまるでSF映画の世界にいるような感覚だった」(20代・カップル)
「暗くなると足元の地上は見えにくくなるため、昼間よりも高所の恐怖感は和らぐ。むしろデートなら断然夜がおすすめ」(20代・来場者)
雨天時の運行状況についても現場確認を行いました。風速が一定基準(おおむね風速15m/s以上)を超えたり、落雷の危険がある荒天時を除き、通常の雨天であれば観覧車は休まず運行を継続しています。雨の日のゴンドラ内は冷暖房が効いており快適そのものです。濡れたアクリルパネルに外の光や夜間のイルミネーションが乱反射し、雨粒越しに広がる幻想的な景色を愛好するリピーターも少なくありません。