慰安婦像はなぜ世界で増えるのか?ベルリン撤去論争と日韓合意の現在

慰安婦像はなぜ世界で増えるのか?ベルリン撤去論争と日韓合意の現在

慰安婦像はなぜ世界で増えるのか?ベルリン撤去論争と日韓合意の現在について分かりやすく解説いたします。最新の情報をご確認ください。

少女像は韓国内にとどまらず、北米、欧州、アジア各地の公共スペースや私有地に設置されてきました。主な海外の設置事例は以下の通りです。

【主な海外設置都市と現状】

・アメリカ・カリフォルニア州グレンデール市(2013年設置):公立公園内に設置。在米日本人らが市を相手取り撤去を求める訴訟を起こしたが、米連邦最高裁が原告側の上告を棄却し、現在も設置が継続。
・アメリカ・サンフランシスコ市(2017年設置):民間団体が設置した像と碑文を市が公共財産として受領。当時の大阪市・吉村洋文市長が反発し、60年続いたサンフランシスコ市との姉妹都市提携を解消。
・アメリカ・バージニア州アナンデール(2019年設置):首都ワシントン近郊の商業施設敷地内に設置。
・ドイツ・ベルリン市ミッテ区(2026年設置):欧州の公共空間で初となる設置。撤去を巡り法廷闘争および政治的議論が激化。
・オーストラリア・シドニー(2016年設置):現地の教会敷地内(私有地)に設置。
・イタリア・サルデーニャ島スティンティーノ(2026年設置):地中海の観光地に設置され、日本大使館が遺憾を表明。

海外での設置においては、現地の日系人コミュニティと韓国系コミュニティの間で軋轢が生じたり、日系人の子どもたちが学校でいじめや肩身の狭い思いをしたりするなど、現地の多文化共生社会に深刻な分断を持ち込むケースが相次ぎ、問題視されています。

田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。