現場を取材して最も印象的だったのは、客層の圧倒的なダイバーシティだ。かつては男性客が中心だったカウンターに、今や女性同士のグループやカップルの姿が当たり前のように溶け込んでいる。
「同世代のキャストとおしゃれな店内で女子会感覚で話せるのが楽しい」「二次会でちょっと飲み足りない時に、彼氏と一緒に気軽に入れる雰囲気がいい」。利用客の女性たちは口を揃えてそう語る。ジェンダーレスで風通しの良い接客スタイルが徹底されていることも、女性客が安心して暖簾をくぐれる要因だ。夜の街特有のギトギトした空気感は姿を消し、フレンドリーなコミュニケーションの場として受け入れられている。