物理的な故障を疑う前に、まずは費用をかけずに数分で実行できる基本的な復活手順を試す必要があります。PCトラブルの約4割は、内部回路に溜まった余分な電気を取り除くことであっさり解決します。
【ステップ1:DELLパソコンの完全な放電処置】
パソコン内部のコンデンサに静電気が帯電すると、安全保護回路が誤作動を起こして電源が入らなくなります。これをリセットするのが放電処置です。
ノートパソコン(InspironやXPSなど)の場合、まず接続されているすべての外部機器(USBメモリ、マウス、外付けHDD、外部モニター)を外します。次にACアダプターを抜き、バッテリーが取り外せるタイプであれば外します。バッテリー内蔵型の場合は、そのまま電源ボタンを15秒〜20秒間長押ししてください。これにより内部の残留電荷が完全に放出されます。その後、外部機器を付けずにACアダプターのみを繋ぎ、電源ボタンを押してみます。
【ステップ2:DELLのACアダプター接触不良・通電ランプのチェック】
DELL純正のACアダプターには、プラグ付近や本体ブロックにLEDランプが備わっているモデルが多く存在します。壁のコンセントに直接差し込んだ際、このLEDが点灯しているか確認してください。もし消灯している場合や、PC本体に差し込んだ瞬間にランプが消える場合は、ACアダプター内部のショートや断線、あるいはPC側のDCジャックの破損が原因です。
【ステップ3:パソコンの強制終了と再起動】
スリープ状態からの復帰に失敗し、フリーズしているだけのケースもあります。電源ボタンを10秒以上押し続けてパソコンを強制終了させ、数分間放置したのちに再度電源を投入することで、正常に起動プロセスが開始されることがあります。