サイコロステーキ先輩を語る上で欠かせないのが、アニメ版で命を吹き込んだ声優の存在です。声を担当したのは、声優事務所大沢事務所に所属する坂泰斗(ばん たいと)氏です。
坂泰斗氏はその後、『Solo Leveling(俺だけレベルアップな件)』の主人公・水篠旬役や、『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』の藤宮周役など、数々の話題作で主演を務めるトップランナーへと成長を遂げました。今振り返ると、極めて贅沢なキャスティングであったことが分かります。
アニメ第18話におけるサイコロステーキ先輩の登場時間はわずか40秒ほどでしたが、坂氏の演技は圧巻でした。調子の良い軽薄さ、後輩を見下す尊大さ、そして自身の安全と報酬だけを気にかける俗物感が見事に同居しており、視聴者に「これは絶対にやられる」と瞬時に確信させる説得力を生み出しました。ファンの間でも「無駄に声が良い」「あの短い尺で完璧なキャラ付けを完成させた演技力が凄まじい」と絶賛されています。