国民が彼女の健康をとりわけ気にかける最大の理由は、伊勢神宮の祭主という極めて重大な神職を担っている点にある。国家の安泰と国民の幸福を祈る神宮の諸祭典は、長時間の正座や潔斎など、強靭な精神力とともに相応の体力を必要とする。
今回の健康不安説を受けて、祭主としての今後の奉仕に支障が出るのではないかという懸念も一部で囁かれた。しかし、関係者によると年内の主要な祭儀や今後の公務復帰計画に大きな変更はなく、医師や神宮側のスタッフと相談しながら万全の態勢で臨む見通しだ。伝統を守り継ぐ清子さんの使命感は、些かも衰えていない。