豊後大野市の景観美を語る上で欠かせないのが、全域が日本ジオパークに認定されている「おおいた豊後大野ジオパーク」の存在です。約9万年前の阿蘇カルデラ大噴火によってもたらされた火砕流が冷え固まり、気の遠くなるような年月の浸食を受けて形成された柱状節理の奇岩や渓谷が、市内の至るところに広がっています。
その象徴とも言える名所が、日本の滝百選にも選ばれている「原尻の滝」です。のどかな田園地帯に突如として現れる幅120メートル、落差20メートルの馬蹄形の滝は「東洋のナイアガラ」と称されます。滝の上部を歩いて対岸へ渡れる木造吊り橋「滝見橋」からの眺望や、滝壺の間近まで降りて水しぶきを体感できる遊歩道が整備されており、アクセスの良さ(道の駅原尻の滝が隣接)と相まって年間を通じて多くの観光客で賑わいます。
また、歴史文化と大自然が交差するスポットとして、巨大な岩壁に刻まれた不動明王像が圧巻の「普光寺(ふこうじ)の磨崖仏」や、春には新緑、秋には燃えるような紅葉が渓流を彩る「白山渓谷」、祖母山の登山口に位置する名瀑「滞迫峡(たいざこきょう)」など、知る人ぞ知る絶景スポットが目白押しです。大分市内や熊本方面からのドライブコースとしても最適であり、四季折々の表情を楽しむことができます。