1990年代から2000年代初頭にかけて、プロギアはツアープロと上級者を熱狂させる傑作を世に送り出す。その象徴が「DATA」シリーズであり、なかでもDATA801は今なお語り草となっている名器中の名器だ。バックフェースの独特なキャビティ形状が生み出す分厚い打感と、目標に対してスクエアに構えやすいストレートネックは、当時の競技ゴルファーたちを虜にした。
当時、華麗なスイングと卓越したショット精度でツアーを沸かせた矢野東プロをはじめ、トッププロたちがこぞって信頼を寄せたのがプロギアの軟鉄鍛造アイアンだった。吸い付くような打球感と自在な操作性。打球音の周波数にまでこだわったチューニングは、単なる道具の域を超え、プレーヤーの感性を極限まで研ぎ澄ます芸術品として評価されたのである。