工藤会が特定危険指定暴力団に指定される契機となった市民襲撃4事件は、利権の獲得や警察の捜査、個人的な動機から一般人を標的とした前代未聞の凶悪犯罪です。
事件の内訳は以下の通りです。
1. 1998年:元漁協組合長射殺事件
北九州港の公共事業利権を巡り、要求に応じなかった元漁協組合長が路上で射殺された事件。
2. 2012年:福岡県警元警部銃撃事件
長年にわたり工藤会の捜査を担当し、退職していた元警部が白昼の路上で銃撃され重傷を負った事件。
3. 2013年:女性看護師刺傷事件
野村被告自身が受けた美容整形手術などを巡り、不満を抱いた看護師が帰宅途中に刃物で襲撃された事件。
4. 2014年:歯科医師刺傷事件
元漁協組合長の親族である歯科医師が、利権獲得に向けた揺さぶりとして刃物で刺され重傷を負った事件。
ナンバー2である田上不美夫被告(工藤会会長)は、控訴審で元警部銃撃と看護師刺傷事件への関与を突如認める証言を行いましたが、野村総裁の指示については一貫して否定しました。福岡高裁は田上被告に対しても無期懲役の判決を維持しており、組織ぐるみで実行された凶悪事件の凄惨さが法廷で浮き彫りとなりました。