この独特な店名のルーツを探ると、遥かイギリスの蒸気機関車黄金期へと辿り着く。かつてロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道(LNER)で活躍し、名技師ナイジェル・グレズリーの手によって生み出された伝説の蒸気機関車「フライング・スコッツマン」。時速100マイルの壁を初めて突破した名車の気品と力強さに敬意を表し、その名を冠したのが運営元である株式会社フライング・スコッツマンだ。
発祥の地は四国の愛媛県松山市に遡る。地元のコーヒー好きに長年愛されてきた名店が、多様な文化が交錯する秋葉原へと進出したのは極めて自然な流れだったと言える。四国のゆったりとした喫茶文化と都会のスピード感が融合した空間は、まさに現代のオアシスそのものだ。