皇室ジャーナリズムの最前線においても、皇嗣殿下のプライベートな側面に触れられる機会は決して多くない。しかし関係者の話を総合すると、周囲への細やかな気配りと、時に覗かせるユーモアあふれるお人柄が伺える。地方視察の折、過密日程の中でも同行スタッフや現地の警護員に労いの言葉をかけられ、場の緊張を和らげられるエピソードは多い。
一方で、現代の過熱する情報社会において、皇室の情報発信のあり方に苦悩されてきた歴史もある。Yahoo!ニュースをはじめとするインターネットメディア上で様々な言説が飛び交う中、真実を静かに見守り、黙々と自らの務めを全うされる姿勢には、強い精神的な覚悟が滲み出ている。誇張された噂に流されず、真実の姿を見つめる眼差しが今こそ求められている。