現在はおばさん役やコミカルな脇役として親しまれているベテラン女優たちですが、若い頃の写真や初期の活動歴を振り返ると、息をのむほどの美貌やアバンギャルドな経歴に驚かされることが少なくありません。
個性派の重鎮として知られる木野花(きの はな)は、かつてアングラ演劇界で劇団「青い鳥」を結成し、作・演出・女優として演劇界に旋風を巻き起こした才女です。シャープな知性とアグレッシブな表現力は当時から業界内で高く評価されていました。
知性派タレントとしても活躍する宮崎美子(みやざき よしこ)は、1980年の『週刊朝日』の表紙モデルやミノルタのカメラCMで一大ブームを巻き起こした伝説の美少女でした。現在見せる親しみやすい母親像や知的なおばあちゃん役の根底には、長年第一線で培われた華やかなオーラが存在しています。
アングラ劇団「オンシアター自由劇場」出身の余貴美子も、若い頃からエキゾチックでアンニュイな美しさを誇り、多くのクリエイターを魅了してきました。単なる「おばさん役」にとどまらない底知れぬ色気や風格は、豊かなキャリアの積み重ねから生まれています。