「神保町に行っても、お目当ての絶版本がどこにあるかわからない」という悩みを抱える人は多い。そこで本紙取材班が、掘り出し物を確実に探し出すための最新アプローチを整理した。散策の起点として活用したいのが、神田古書店連盟が運営するポータルWebサイト「BOOK TOWN じんぼう」だ。各店舗の在庫データベースや専門分野が網羅されており、目当ての書名やジャンルから取り扱い店舗を即座に絞り込める。
現地を効率よく巡るなら、スマートフォンの「Google マップ」に自分だけのオリジナルマップを作成するのがおすすめだ。神保町交差点を中心に、北側の靖国通り沿いには陽光を避けるため(本の日焼けを防ぐため)北向きに建てられた大型店が立ち並び、南側の路地裏には美術・サブカルチャー・洋書に特化した隠れた名店が潜んでいる。目的の店舗をピン留めしつつ、あえて路地裏の雑居ビル2階や地下にある小規模な古書店へ飛び込んでみる。これこそが、ネット検索では決して出会えない思わぬ名著を引き寄せるコツだ。