「自分の腸もむくんでいるのではないか」と疑問を持つ方が最も気になるのが、実際のむくみ腸の内視鏡画像と外見上の見た目です。大腸内視鏡検査(大腸カメラ)において、健康な大腸の粘膜は鮮やかなサーモンピンク色をしており、表面に張り巡らされた微小な血管がくっきりと透けて見えます。
一方、むくみ腸と診断される大腸の内視鏡写真では、粘膜組織の間質に水分が過剰滞留しているため、全体が白っぽく浮腫(ふしゅ)状に腫れ上がり、正常なら見えるはずの毛細血管(血管透見像)が消失して見えます。さらに、腸壁が厚みを増すことで腸管の内腔が狭くなり、腸のぜん動運動が著しく鈍っている様子が如実に記録されます。
外見的な「見た目の写真」や特徴にも顕著なサインが現れます。皮下脂肪太りと異なり、むくみ腸によるぽっこりお腹は「へそから下腹部にかけてがパンパンに張り、触るとひんやり冷たくて硬い」という特徴を持ちます。皮膚をつまもうとしても張りが強くてつまみにくく、夕方以降に下腹の突き出しが一段と目立つ傾向があります。