気象庁が発表した近年の気候データを見ると、夏季から秋口にかけての平均湿度は過去数十年で上昇傾向をたどっている。Yahoo!ニュースなどのコメント欄でも「部屋が湿気で重苦しい」「洗濯物が乾かずカビ臭い」といった悲鳴が連日書き込まれ、関心の高さを物語る。
専門分野である室内環境学の研究者は、室内の高湿度放置がもたらすリスクに懸念を示す。湿度が65パーセントを超えた空間は、目に見えない胞子やダニの繁殖場へと一変する。気象予報士も「対岸の火事と思わず、室内湿度の可視化と早めのケアが必要」と警鐘を鳴らす。