先輩たちが引退し、新チームの主将に就任した御幸一也。しかし、その道のりは決して平坦ではなかった。個性の強いメンバーをまとめ上げるプレッシャーの中、彼は背中でチームを引っ張る道を選ぶ。
秋季大会の激闘の中で負った脇腹の負傷。痛みを隠し、チームの精神的支柱としてグラウンドに立ち続けた凄絶な覚悟は、多くのファンの涙を誘った。「投手を輝かせるためなら、なんだってする」「一番傷ついているのは投手だ」といった数々の名言は、捕手として、そして主将としての強い責任感から紡ぎ出されたものだ。孤独な重責を背負いながらも気高く戦う姿は、彼の格好良さをより深い次元へと引き上げている。