ネット掲示板や怪談番組で度々取り上げられるのが、「戦慄迷宮には本物の霊が出る」「スタッフがいないはずの場所におかっぱ頭の少女が立っていた」「お祓い専用の部屋が3階にある」といった心霊現象の噂です。
こうした噂の多くは、暗闇による錯視や強い緊張状態が生み出す心理的錯覚(パレイドリア現象)によるものと分析されています。極限の恐怖状態に置かれた脳は、壁の染みや物陰のシルエットを無意識に「人の顔」や「人影」として認識しやすくなります。また、アクターが待機場所へ移動する一瞬の姿が、目撃証言として尾ひれを付けて拡散されたケースも少なくありません。
ただし、富士急ハイランド側が安全祈願を軽視しているわけではありません。施設内では定期的に神職を招いての安全祈願・お祓い神事が執り行われており、これはオカルト対策というよりも、巨大アトラクションを安全に運営するための企業としての真摯な安全祈願の儀礼です。現場の安全管理が徹底されているからこそ、来場者は安全に「極限の恐怖」を楽しむことができます。