事態の発端は、小学館の『姉プチFEEL』で連載されていたヒット作『セクシー田中さん』のテレビドラマ化だった。日本テレビ系列で放送されたこの作品は、自分の生き方に悩むアラフォー女性と周囲の人々の姿を温かく描いた人気作だ。しかし、画面の裏側では制作陣と原作者の間で深刻な亀裂が生じていた。
芦原妃名子氏はドラマ化の条件として「必ず原作に忠実であること」「改変が生じる場合は原作者が修正を行うこと」などを事前に強く求めていた。にもかかわらず、手元に届く脚本は設定変更や大幅なアレンジが繰り返された。最終的に第9話・第10話の脚本を自ら手掛けざるを得なくなった経緯をブログ等で明かした直後、大きな批判の渦が巻き起こることになった。