多摩地域における長年の悲願であった「多摩都市モノレール」の上北台駅から箱根ヶ崎駅に至る約7.0kmの延伸事業は、事業化に向けた法的手続きや構造物設計が着実に前進しています。東京都都市整備局の基本計画によると、新青梅街道(都道5号線)沿いを通るルート上に7箇所の新駅が設置され、終点となる箱根ヶ崎駅東口へと接続する計画です。
気になる多摩都市モノレール 開業時期について、公式スケジュール上は2030年代半ば(2032〜2035年頃)の開業をターゲットとしています。新青梅街道の現道拡幅工事や立体交差部の設計調整、環境影響評価の手続きに相応の期間を要するため、「明日すぐに開通する」という類のものではありません。しかし、用地買収の進捗とともに沿線の景観は着実に変わりつつあり、将来的な利便性向上を見越した住宅購入や企業移転の動きが始まっています。
モノレールが開通すれば、立川・玉川上水・多摩センター方面への直通アクセスが実現します。これまで武蔵村山市などの「鉄道空白地帯」を経由していたバス移動の定時性が飛躍的に向上し、多摩北西部全体の人の流れを再編するインパクトを秘めています。