ウェブ上の旅行ガイドやまとめ情報で頻繁に見受けられるのが「新幹線待ち時間は改札内のカフェで優雅に過ごそう」というステレオタイプな提案です。しかし、これには重大な盲点が存在します。
第一に、新大阪駅の新幹線ラチ内(改札内コンコース)にある店舗は、広大な面積を持つ東京駅とは異なり、店舗面積が極めてコンパクトに設計されています。そのため、テーブル席の数は数えるほどしかなく、大半はスタンディングに近い簡易ベンチやテイクアウト待ちスペースです。「改札内に入れば落ち着いて仕事ができる」という前提で向かうと、思わぬタイムロスを被ることになります。
第二に、在来線改札内にある「エキマルシェ新大阪」の店舗群は、新幹線改札を一度通ってしまうと後戻りして利用することができないという構造上の制約があります。エキマルシェ内の高機能カフェを利用したい場合は、新幹線の乗車券・特急券で在来線改札から入場し、エキマルシェで過ごした後に新幹線乗換改札口を通るという動線設計が鉄則です。