2026年春、あるグローバルなダンスチャレンジ動画がきっかけで、この曲は再びバイラルチャートの上位に躍り出た。トレンドのサイクルが極端に早くなった現代において、10年以上前の楽曲がチャートインするのは極めて異例だ。しかし、この再燃は決して偶然ではない。サブスクリプションサービスのアルゴリズムが、80年代のシティポップに続く「10年代のジャパニーズ・インディーロック」をレコメンドし始めたことが大きな要因となっている。
スマートフォンの画面サイズに最適化された縦型動画の文化も、この曲の持つ「縦ノリ」のビートと完璧にシンクロした。15秒という短い時間の中で、最も脳に刺さる部分が切り取られ、新たな文脈で消費されているのだ。