ユニクロ池袋サンシャイン60通り店閉店の真相と跡地現在|池袋店舗の全貌

ユニクロ池袋サンシャイン60通り店閉店の真相と跡地現在|池袋店舗の全貌

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2006年11月のオープン以来、約15年にわたり池袋のストリートファッションを牽引してきた「ユニクロ池袋サンシャイン60通り店」は、2026年10月10日をもってその長い歴史に幕を下ろしました。人通りの絶えないサンシャイン60通り沿いという屈指の一等地にありながら、なぜ営業終了の決断が下されたのか。取材と公開資料から見えてくるのは、業績不振ではなくファーストリテイリングが推し進める「店舗大型化・体験型店舗への構造シフト」です。

旧サンシャイン60通り店は、地下1階から地上5階までの計6フロアで構成される典型的な「縦型ビルイン店舗」でした。オープン当時は多層階でフロアごとにメンズ、ウィメンズ、キッズを分ける構成が先進的とされましたが、時代の変化とともに構造的制約が浮き彫りになっていきました。

流通アナリストは当時の状況を次のように分析します。「多層階店舗はエレベーターや階段での移動が必須となり、ベビーカー利用のファミリー層や高齢層のスムーズな回遊を妨げます。さらに、近年のユニクロが注力するUTやLifeWearの世界観をダイナミックに表現する大型フラットフロアを確保できないという物理的限界がありました」。

ファーストリテイリングの出店動向を見ても、過密な路面多層階から「ワンフロア面積が広い百貨店インショップ」や「駅直結・駅前ターミナル立地」へのリロケーションが全国的に進められていました。つまり、サンシャイン60通り店の閉店は衰退による撤退ではなく、池袋エリア全体の店舗網を現代の購買行動に合わせて最適化するための計画的再編だったのです。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。