今注目を集めている M-1審査員の歴代変遷と交代の真相|選考基準と採点傾向の裏側を徹底解剖について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
2001年の第1回大会から現在に至るまで、審査員席には昭和・平成・令和のお笑い史を築いてきた巨星たちが名を連ねてきました。初期は西島三重子氏やラサール石井氏、春風亭小朝氏など演芸・演劇界の重鎮も多く参加していましたが、大会が回を重ねるごとに「漫才のプロフェッショナルによる純粋な技術・熱量審査」へとシフトしていきました。
番組制作関係者の証言によると、審査員の選考においては「漫才に対する造詣の深さ」はもちろんのこと、「全国ネットの生放送で数千万人の視聴者を納得させられる説得力」が最重要視されます。歴代の主な顔ぶれと審査体制の変遷を整理したデータが以下の通りです。
審査員名担当歴・主な経歴採点傾向・審査スタイル編集部の見解・影響力松本人志第1回〜第11回、第13回〜第19回(計17回)構成力・オリジナリティ・新奇性を極めて重視大会の絶対的権威。彼の一言が芸人の評価とキャリアを決定づけた。上沼恵美子第7回〜第9回、第12回〜第17回(計9回)舞台の爆発力・客席の空気感・しゃべくり技術上方漫才の魂を体現。愛ある辛口講評で番組のエンタメ性を牽引。中川家・礼二第11回〜現在(初代王者・最多連続担当)漫才の間(ま)・細部の描写力・劇場仕込みの技術プレーヤー目線からの精密な分析で、若手芸人からの信頼度が抜群。富澤たけし第11回、第14回〜現在(2007年王者)コントイン型漫才の完成度・伏線回収・聞き取りやすさネタ作りの職人視点による的確な指摘と、温かみのあるフォローが特徴。山田邦子第18回〜第19回(80〜90年代のバラエティ頂点)純粋な観客目線・爆笑度・独自の世界観型にはまらない採点で審査の硬直化を防ぎ、波乱の起爆剤となった。