一方、上位常連の関西圏も負けてはいない。特に京都弁の「〜はる」「〜おす」に代表されるはんなりとした響きは、品格と優美さを兼ね備えた憧れの言葉として根強い人気を誇る。
しかし、近年のトレンドは「はんなり」だけにとどまらない。大阪弁や兵庫弁のテンポの良い掛け合いや、ツッコミの中にふと混ざる「ほんま好き」「かまへんよ」といった素の甘えにキュンとする人が続出しているのだ。
日常の軽快なトークと、ふとした瞬間に見せる甘い言葉のギャップ。この「ツンデレ構造」こそが関西弁の真骨頂と言えるだろう。普段は強気に聞こえるフレーズが、二人きりの場面で柔らかいトーンに変わる——そのギャップに抗える人はそう多くない。