クオリティライフ誌『GQ JAPAN』などで活躍するトップヘアスタイリストたちが口を揃えて重要視するのが、スタイリングの前段階である「ドライヤーの当て方」だ。どんなに優れたカットを施していても、根元の立ち上がりがなければ大人の品格は生まれない。濡れた髪を起こすように温風を当て、仕上げに冷風でキュッと形を記憶させるだけで、フォルムの持続力は劇的に変わる。
スタイリング剤の使い分けもポイントだ。ベタつきや強いツヤ感が出すぎるワックスは避け、自然な束感を生むドライワックスや、軽やかなバームを少量手になじませるのが現代風。キメすぎない「自然体な抜け感」を意識して、手ぐしで毛流れを整えることが、現代のメンズヘアスタイルを格上げする決定的な鍵となる。