すべては2012年の衆議院議員総選挙から始まった。日本維新の会の公認を受けて初当選を果たした上西小百合は、派手なメイクと堂々たる立ち振る舞いで一躍注目の的となった。しかし、その脚光は瞬く間に逆風へと変わる。
2015年に持ち上がった国会本会議の欠席と旅行疑惑。これが彼女の運命を決定づけた。当時、日本維新の会で最高顧問を務めていた橋下徹との記者会見は、今も語り継がれる政治ドラマの一幕だ。除名処分を言い渡されながらも、彼女は議員辞職を断固として拒否。無所属として議員任期を全うする道を選んだ。
「絶対に辞めない」。その頑なな姿勢は世間の猛反発を呼んだが、同時に彼女の強烈なパーソナリティを国民の記憶に深く刻み込んだ。