彼の真骨頂は、シリアスな二枚目だけにとどまらない。『機動戦士ガンダム00』で演じたロックオン・ストラトス(ニール/ライル)では、チームの頼れる兄貴分としての包容力と、復讐に生きる男の脆さを見事に演じ分けた。「狙い撃つぜ」のフレーズは、ガンダム史に残る屈指の名台詞として語り継がれている。
一方、国民的アニメ『ポケットモンスター』のコジロウ役では、ロケット団のコミカルで情に厚い愛すべき悪役として長年にわたり世代を超えて親しまれた。シリアスからギャグ、頼れる大人から愛すべきお調子者まで、声の質感を変えながら演じ分ける器用さと深みは、彼の役者としての奥深さを象徴している。