市場の需要が高まる局面では、品質の疑わしい粗悪品が店頭やネットに紛れ込みやすい。パッケージを見分ける決定的な基準となるのが、厚生労働省も推奨する国家規格「JIS T 9001 (医療用・一般用マスク規格)」の適合表示だ。この規格は、PFE(微粒子ろ過効率)やBFE(バクテリアろ過効率)、通気性や安全性の試験を正式にクリアした製品だけに表示が認められている。
あわせて、パッケージ表面に日本衛生材料工業連合会の自主基準マーク(JHPIAマーク)が印字されているかも必ず確認したい。衛生的な管理環境で作られた良質な不織布マスクであれば、このマークが目立つ位置に配置されている。安さの誘惑だけに目を奪われず、防護性能の客観的な裏付けがある製品を選ぶことが、自らの健康を守る確実な防壁となる。