クレジットカードの世界における与信審査は、大きく「初期与信」と「途上与信(途上審査)」の2段階に分かれます。
初期与信は、新規入会申込時に行われる審査です。申込者の年収、勤務先、勤続年数、住居形態といった属性情報をもとに、カードを発行してよいか、初回限度額をいくらに設定するかを判断します。
対する途上与信は、カード発行後に継続して行われる中間審査です。どれくらいの頻度で使っているか、毎月期日通りに引き落としができているかといった自社カードの利用実績(クレジットヒストリー)に加え、他社での借入状況を監視し、「現在も契約限度額通りの信用力を維持できているか」を評価します。
割賦販売法および貸金業法において、カード会社には過剰な債務を防ぐための調査義務が課せられています。途上与信は単なる自社のリスク管理にとどまらず、法律に基づいて義務付けられた定期点検でもあるわけです。