ベンチプレスで肩が痛い原因とは?違和感を消すフォーム修正と治し方

ベンチプレスで肩が痛い原因とは?違和感を消すフォーム修正と治し方

ベンチプレスで肩が痛い原因とは?違和感を消すフォーム修正と治し方に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。

ベンチプレスの基本解説として「肩甲骨をしっかり寄せろ」というアドバイスがネット上に溢れています。しかし、指導現場で最も多い致命的な誤解がここに潜んでいます。肩甲骨を「寄せる(内転)」ことだけに意識が向かい、「引き下げる(下制)」意識が完全に抜け落ちているケースです。

人間は重い負荷に対して力を発揮しようとする際、無意識に首をすくめ、肩甲骨を持ち上げてしまう(挙上)習性があります。肩甲骨を内転させても、同時に挙上してしまえば、肩峰と上腕骨頭の距離は急激に縮まります。この状態でバーベルを下ろせば、確実に肩峰下インピンジメントを誘発する構造ができあがってしまいます。

さらに、大胸筋への負荷を最大化しようとするあまり、バーベルの81cmラインに人差し指を合わせるような極端なワイドグリップを採用しているトレーニーも少なくありません。手幅が広くなるほど大胸筋の伸張刺激は増しますが、引き換えに上腕骨の外転角度は水平に近づき(90度近く)、肩関節内の圧縮ストレスは飛躍的に跳ね上がります。「寄せて下げる」セットアップと、骨格に見合ったグリップ幅の選択こそが、関節を摩耗から救う防壁となります。

木村 陽翔
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木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。