群馬県内を中心に展開するばりきやの券売機や卓上メニューを開くと、まず目に飛び込んでくるのが豚骨ラーメンの3大柱です。基本にして王道の「ばりきめん」、特製香油と辛みそで重厚なコクを加えた「ばりこくめん」、そして辛党を刺激する「辛こくラーメン」。これらが店舗の屋台骨として長年愛され続けています。
昨今のフードビジネス界隈では、豚骨ガラの仕入れ値上昇、輸入小麦の相場高騰、物流費や光熱費の上昇が直撃し、ラーメン一杯の価格が1,000円を超える「1,000円の壁」が日常的な議論となってきました。こうした環境下において、ばりきやの最新価格と値上げ動向を検証すると、企業努力による慎重な価格調整の跡が見て取れます。現在、基本のばりきめんの値段は800円台前半、看板のばりこくめんは900円前後、辛こくラーメンは900円台半ばで推移しており、いずれも1,000円札1枚でお釣りが来るレンジに踏みとどまっています。
博多ラーメンの醍醐味である替玉の価格についても、一般的な専門店が150円〜200円へとシフトするなか、ばりきやでは130円〜150円水準を堅守。麺の硬さも「粉落とし」「バリカタ」「カタ」「普通」「やわ」から細かく指定でき、1玉あたりのボリューム感も決して妥協されていません。極細ストレート麺が呼び寄せる喉ごしとスープの引き上げは、値上げラッシュが続く現代の外食シーンにおいても色褪せない訴求力を誇っています。