番組の歴史において、最も国民に愛されたと言っても過言ではないのが5代目三遊亭圓楽と桂歌丸の時代だ。5代目圓楽は「星の王子さま」の愛称で親しまれ、温かみのある司会で日曜の夕方を穏やかな笑顔で包み込んだ。彼の長年にわたる功績は、番組の絶対的な地位を不動のものにした。
その跡を継いだ桂歌丸へのバトンタッチは、まさにドラマチックだった。回答者として長年番組を支え、メンバーのイジりに対しても洒脱な返答で返していた歌丸。彼は病魔と闘いながらも高座と司会席に立ち続け、品格ある落語家の生き様を茶の間に示し続けた。歌丸が司会を勇退した際の温かな歓声と涙は、今なお語り継がれる名場面である。