沼津の商業ゾーンを象徴するのが、雨の日でも快適に散策できる沼津仲見世商店街です。駅から南へまっすぐ伸びる全長約250メートルのアーケード街は、昭和の温かみを残す老舗文具店や呉服店と、モダンなコーヒースタンドが絶妙なバランスで共存しています。
仲見世商店街を語る上で外せないのが、地域一体となった賑わいづくりです。季節ごとに開催される「七夕まつり」や路上マルシェなどの商店街イベントでは、地元住民だけでなく遠方からの来訪者で通りが埋め尽くされます。アーケードの天窓から差し込む柔らかな光の下、歩行者専用道路として安心して街歩きを楽しめる環境が整っています。
一方、仲見世から東側へ枝分かれするように位置する沼津新仲見世商店街は、よりディープな昭和の情緒を残すエリアです。小規模ながら味のあるスナックや専門店が軒を連ね、どこか懐かしい隠れ家的な雰囲気を醸し出しています。大通りとは一線を画す落ち着いた佇まいは、路地裏散策を好む旅行者にとって格好の散歩ルートとなっています。