SNSやネット掲示板で日常的に議論されるのが、「中学生が毎朝ストレートアイロンを使うのは校則違反なのか?」という疑問です。当編集部が公立中学校の生徒指導担当教員複数名に確認したところ、中学生ヘアアイロン校則違反の真相は、「アイロンの使用器具そのものを取り締まる条文は存在しないが、熱による結果が違反を招く」という点にありました。
アイロンの過度な高温(180℃以上)による日常的なプレッシングは、毛髪のタンパク質を変性させ、毛先を赤茶色に脱色させます。生徒指導の現場では、この熱変性による退色が「頭髪の脱色・染色」と判定されるケースが後を絶ちません。さらに、毛先を不自然に外ハネさせたり、過剰に内巻きにカールさせたりするセットは「パーマに準ずる加工」と解釈されます。アイロンを使用する場合は、温度を140℃以下に設定し、寝癖を取って地毛のキューティクルを整える程度のプレッシングに留めるのが鉄則です。
一方、くせ毛に悩む生徒の間で関心が高い中学生縮毛矯正ネットの反応を精査すると、「縮毛矯正をかけたら生徒指導で怒られた」という投稿と「まったく問題なくスルーされた」という報告に二極化しています。美容室への取材で判明したのは、失敗する原因の多くが「針金のように真っ直ぐすぎる板状ストレート」にあるという事実です。最近では、アルカリ剤を使わずに弱酸性域で自然な丸みを残す施術が普及しており、美容師に「校則対策として、地毛の自然なツヤに見える自然なストレートにしてほしい」とオーダーすることで、指導を完全にクリアしながら朝のアイロン作業から解放される生徒が増加しています。