かつてメンバーはインタビューで、「この曲は聴く人それぞれの『大切な人』を思い浮かべられるように、あえて具体的な情景を絞り込みすぎずに書いた」と語っている。「瞳を閉じれば あなたがまぶたの裏にいることで どれほど強くなれたでしょう」というフレーズは、恋人、友人、家族、あるいは恩師など、誰にでも当てはめることができる。
この普遍性こそが、風化しない最大の理由だ。時代が変わっても、人間関係の根底にある「感謝」や「別れの寂しさ」、そして「未来への希望」という感情は変わらない。レミオロメンが紡いだ言葉とメロディは、聴き手それぞれの人生のストーリーを受け止める器として、完璧な設計図を持っていたと言える。