福原愛さんの出産において、日本の出産文化と大きく異なり大きな話題を呼んだのが台湾の産後ケア施設「月子中心(ユエズチョンシン)」での過ごし方でした。
台湾をはじめとする中華圏には、産後1か月間を徹底的に休養に充てる「坐月子(ズオユエズ)」という伝統的な風習が存在します。福原さんが利用した出産施設は、まるで高級ホテルのような設備と24時間体制の専門医療スタッフが完備された施設でした。母親の体調回復を目的とした栄養管理薬膳料理の提供はもちろん、新生児の専門ケア、授乳指導、メンタルケアに至るまで至れり尽くせりのサービスが整っています。
当時、福原さん自身もブログやSNSで「至れり尽くせりのケアを受けてしっかりと体を休めることができた」と感謝の意を綴り、日本国内でも「産後ケアホテル」や「産後ドゥーラ」への関心が高まる契機となりました。異国の地での出産というプレッシャーの中、夫側の手厚いサポートと現地の先進的な産後ケアシステムに支えられた出産であったことは間違いありません。