作詞・作曲を手掛けた筒井雅子は、長年にわたり現場の生徒たちと深く向き合いながら数々の名曲を生み出してきました。月刊誌『教育音楽』などを通じて全国に広まった彼女の作品群の中でも、本作は群を抜いた完成度と芸術性を誇ります。
筒井雅子が描く旋律は、決して技巧のひけらかしではありません。教壇の現場で生まれたからこそ、歌い手の等身大の感情がそのまま音符へと昇華されているのです。教育の現場において、歌唱技術だけでなく「いかに想いを言葉に乗せるか」を問いかけ続けるその姿勢は、今なお多くの音楽教諭にインスピレーションを与え続けています。