本体が熱を帯びる現象は、プロセッサが過剰な負荷に耐えかねて起こす「熱暴走」の予兆と言える。そのまま放置すれば端末自体の命取りになるため、最新のiPhoneをはじめとするスマートフォンには、温度が上限を超えると機能を制限するセーフティが組み込まれている。
Appleが公開している公式のトラブルシューティングガイドを確かめると、端末が正常に動作する周囲温度は0℃〜35℃の範囲と明記されている。最高経営責任者(CEO)であるティム・クックのもとで磨き上げられた極限の密閉デザインは、高い防水性と美しさを誇る一方で、一度溜まった熱を自力で逃がすのに物理的な時間を要する構造でもあるのだ。