この空前の学パロ熱を決定づけたのが、工藤凌矢氏が手掛ける公式スピンオフギャグ漫画『ワンピース学園』だ。連載がスタートした『最強ジャンプ』にとどまらず、アプリ『少年ジャンプ+』を通じて瞬く間に拡散。集英社および週刊少年ジャンプ編集部の仕掛けたこのプロジェクトは、既存のファン層を歓喜させただけでなく、新たな読者層を掘り起こす大成功を収めた。
学園という馴染み深い舞台装置だからこそ、キャラクターたちの個性がより際立つ。麦わらの一味はもちろん、海軍やライバル海賊たちまでが教員や生徒として一堂に会するカオスな日常。これこそが、従来の二次創作の枠を飛び越え、公式コンテンツとして大ヒットを記録している最大の要因だろう。