「カロナールを飲んだことを忘れ、うっかりビールを飲んでしまった」というトラブルが発生した場合、パニックにならず冷静な初期対応を行うことが肝要です。
まず行うべき初動対応は以下の3点です。
- 即座に飲酒を中止する:これ以上のアルコール流入を食い止め、肝臓の代謝負担を最小限に抑えます。
- 常温の水や麦茶を多めに摂取する:体内の水分量を保ち、脱水を防ぐとともに排泄を促します(※過剰な一気飲みは避けてください)。
- 無理に吐き出さない:自己誘吐は食道粘膜を傷つけたり、嘔吐物を誤嚥する危険性があるため推奨されません。
服用・飲酒後は安静を保ち、身体に生じる変化を慎重に観察します。もし以下のような肝機能不全を疑わせる自覚症状が現れた場合は、決して放置せず、直ちに消化器内科や救急医療機関を受診してください。
- 白目や皮膚が黄色くなる(黄疸)
- 尿の色が異常に濃い褐色や紅茶色になる
- 強い倦怠感、激しい吐き気・嘔吐、食欲不振
- 右側の肋骨の下あたり(右季肋部・肝臓の位置)に重い痛みや違和感がある