当編集部が実施した最新の独占意識調査によって、従来描かれてきたシニア像とはまったく異なる実態が浮き彫りになった。「現在の生活に満足しているか」という問いに対し、約7割が「満足」または「期待以上」と回答。かつて定年直後に蔓延していた「燃え尽き症候群」は鳴りを潜め、自発的な行動を起こす姿が鮮明になっている。
特に顕著なのが、健康・キャリア・趣味に対する価値観のシフトだ。健康面においては「病気の予防」にとどまらず、「若々しい体力を維持し、アクティブに動くためのボディメイク」へと意識が高度化。キャリア面でも、完全なリタイアではなく「週3日程度のゆるやかな就労」や「知識を生かしたボランティア・顧問業」を希望する声が半数を超えた。一方で、急速な環境変化に伴う「孤独感」や「社会との接続感の喪失」といった意外な課題も浮き彫りになっており、光と影が交錯するリアルな葛藤が垣間見える。