外した後の注連縄をどう処分するかという問題も、現代社会ならではの課題を抱えています。以前であれば、地域の「どんど焼き」や神社の「お焚き上げ」に持ち込むのが当たり前でした。しかし、近年の環境問題やダイオキシン対策、過疎化に伴う行事の縮小といったニュースが報じられる通り、お焚き上げの機会自体が減少しつつあります。
では、自宅で家庭ゴミとして処分するのは不敬にあたるのでしょうか。神職の解説によれば、塩でお清めをしてから新聞紙などに包み、他の生活ゴミと分けて自治体の分別ルールに従って出せば、全く問題ありません。「神様への感謝を込め、清浄な状態でゴミ箱に出す」ことこそが、現代における最も現実的で正しい納め方と言えます。