柚子の剪定で最も適したタイミングは、寒さが和らぎ新芽が動き出す前の「3月上旬から4月上旬」にかけての時期だ。この時期であれば、冬場の寒害リスクを避けつつ、春の開花に向けた成長エネルギーを効率よく分配できる。
作業に入る前の道具選びも重要だ。柚子の枝は非常に硬いため、切れ味の良い剪定ハサミに加え、太枝用のノコギリを用意したい。そして何より忘れてはならないのが防護服だ。柚子のトゲは非常に長く鋭いため、厚手の革手袋と長袖の作業着、目を保護するゴーグルの着用は必須と言える。
切り口からの病原菌侵入を防ぐため、塗布用の保護剤(癒合剤)も事前に準備しておこう。準備不足のまま作業を始めると、怪我や樹木の損傷につながるため注意が必要だ。