一方で、2026年の視点だからこそのシビアな指摘も少なくない。達郎の行動は、一歩間違えれば現代では「ストーカー行為」や「執拗なつきまとい」と受け取られかねない境界線上にあるからだ。
SNS上の感想でも、「今同じことをやったら即ブロックされて警察沙汰」「達郎の熱意は美しいが、現実でやられたら恐怖を感じるかもしれない」という冷静な意見が散見される。しかし、それでもなお視聴者が彼を嫌悪できないのは、達郎の行動の根底にあるのが「支配欲」ではなく、徹底的な「自己否定と献身」だからだろう。自分のエゴを押し付けるのではなく、ただ相手の幸せを願うその純粋さが、現代のハラスメント論理を超越した感動を生んでいる。