世界的な水産資源の変動や漁獲量の制限により、カニをはじめとする高級海産物の価格は年々高騰の一途をたどっている。そんな逆風のなかで、どのようにして品質と価格のバランスを維持し続けているのか。その裏には、長年にわたり築き上げられてきた地元漁師との強固な信頼関係が存在する。
規格外として市場に出回りにくい部位の有効活用や、水揚げ直後のスピーディーな加工ラインの確保など、地域一体となった独自のサプライチェーンが構築されているのだ。持続可能な水産資源の利用が叫ばれる2026年において、食品ロスを抑えつつ地域の価値を最大化するこのモデルは、地方創生の新たな成功事例として経済アナリストからも熱い視線が注がれている。