『ダーウィンズゲーム』の魅力の核を成すのが、各プレイヤー固有の超能力「シギル(異能)」です。物理法則を書き換える念動系から知覚拡張、物質生成まで多岐にわたる能力が、緻密な頭脳戦を演出しました。
主要メンバーが保有するシギルとその特性は以下の通りです。
■ 須藤要(カナメ):火神槌(ヒノカグツチ)
過去に自身が触れたことのある無機物を、記憶とイメージに基づいて瞬時に手元へ生成・複製する能力。当初は拳銃やスタングレネードの複製が中心でしたが、物語後半では高度な電子機器や特殊兵装、さらには仲間との連携用武装を戦況に応じて自在に生み出す万能の兵站能力へと進化しました。
■ 狩野朱歌(シュカ):荊棘の女王(クイーンオブソーン)
ワイヤーや鎖などの紐状構造物を自在にコントロールする運動制御能力。極細の特殊合金ワイヤーを張り巡らせることで、不可視の斬撃罠や立体機動、空中浮遊に近い高速移動を実現し、対人戦闘において無類の制圧力を発揮します。
■ 柏木鈴音(レイン):世界関数(ラプラス)
周囲のあらゆる物理情報・熱量・運動ベクトルを瞬時に計算し、未来の事象を極めて高い精度で予測・演算するラプラスの悪魔的能力。狙撃の精密照準から敵の行動予測、戦術立案までチームの頭脳として機能しました。
■ 前坂隆二(リュージ):嘘発見器(トゥルーオアライ)
対象の発言が真実か虚偽かを絶対に見抜く情報判別能力。戦闘向けのシギルではないものの、交渉戦や潜入工作、スパイの炙り出しにおいて絶大な威力を発揮しました。
■ スイ/ソータ:枯れずの泉(ポルクスライト) / 開かずの氷室(カストルライト)
水などの液体を自在に操るスイの能力と、水分を瞬時に凍結させる二重人格の兄・ソータの能力が共存。防御壁の展開から広範囲の氷結攻撃まで、攻防両面で戦況を支配しました。