西欧的な骨格に基づく指標の一方で、アジア人特有の顔立ちにおける美の基準も進歩している。日本美容外科学会をはじめとする国内の美容医学界では、西洋の黄金比をそのまま適用するのではなく、日本人の骨格に合わせた適正バランス「Eライン(エステティックライン)」や輪郭の縦横比(1:1.31)の重要性が指摘されている。
横顔において鼻先、唇、顎先を結ぶEラインが直線上またはやや内側に入る配置は、品格のある美しさを演出する鍵とされる。美容外科の臨床現場でも、極端な西洋化を目指すのではなく、本人の骨格が持つ固有の黄金比を引き出すアプローチが主流となりつつある。