フジテレビの看板番組として32年間にわたりお茶の間に親しまれた『笑っていいとも!』。その毎日生放送という超人的なスケジュールを支えたのも付き人たちだった。毎朝スタジオ入りする際、彼は決して疲れた顔を見せず、フラットな状態でマイクの前に立った。
『タモリ倶楽部』でのマニアックな探求心や、『ブラタモリ』で見せる地理・歴史への深い造詣も、日頃の徹底したフラットさから生まれている。カメラが回っていない場所での「静かな沈黙」は、決して不機嫌なのではなく、次に向けた観察と思考のエネルギーを蓄える時間だった。付き人たちはその沈黙の意味を理解し、完璧な間合いでサポートを続けた。