肘や膝が逆に曲がる過伸展とは?放置の危険とプロが教える改善法

肘や膝が逆に曲がる過伸展とは?放置の危険とプロが教える改善法

肘や膝が逆に曲がる過伸展とは?放置の危険とプロが教える改善法についての最新情報をご紹介します。

自分が過伸展を起こしているかどうかは、特別な医療機器がなくても鏡と簡単な動作テストで客観的に判定できます。関節の緩さは生まれ持った遺伝的体質である関節弛緩性の症状や、全身の結合組織が極めて柔軟な関節過可動性症候群がベースに存在することも珍しくありません。

まずは肘の過伸展のチェック方法です。両腕を体の前に伸ばし、手のひらを上に向けて肘を限界まで伸ばします。横から見たときに、上腕(二の腕)と前腕(腕の先)が一直線(180度)を超え、肘関節が下側へ10度以上突き出していれば過伸展とみなされます。さらに、親指を手首の内側へ曲げたときに前腕にくっつくかどうかも、全身性の弛緩性を確認する国際基準(バイトンスコア)の代表的な指標です。

膝の場合は、壁を背にして直立した際に、太ももとふくらはぎの隙間、および膝裏の位置関係を確認します。立位で膝のお皿が内側を向き、横から見たときに下肢のラインが弓なりに後方へ反っていれば「反張膝(はんちょうひざ)」の典型です。

チェック部位・指標詳細・測定基準(度数・外観)正常値の目安臨床現場の見解とリスク判定肘関節の伸展角腕を伸ばした際、肘頭が逆側に10度以上反る0度(一直線〜軽度5度未満)腕立て伏せやプランク時に尺骨肘頭窩へ過負荷、神経障害リスク中膝関節の伸展角(反張膝)立位または仰臥位で膝が後方へ10度以上突出0度(わずかに遊びがある状態)後十字靭帯の伸張、前十字靭帯損傷リスク増大、慢性膝痛の主因母指の手首接地テスト親指を手首側へ倒し、前腕掌側に触れる接触しない(数センチの隙間)全身性関節弛緩性の陽性サイン。靭帯による固定力が生まれつき希薄立位時の重心位置体重が極端に踵(かかと)側へ偏位している足裏の土踏まず中央〜母指球大腿四頭筋の脱力と骨盤後傾を誘発し、膝ロック姿勢を半永久固定化
山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。