朝赤龍を語る上で欠かせない存在が、同期入門であり同い年の元横綱・朝青龍です。2人の関係は単なるライバルを超えた、唯一無二の戦友と呼べる深い絆で結ばれています。
10代半ばでモンゴルから共に海を渡り、言葉も文化も分からない日本の高知で苦楽を共にした2人。相撲部での厳しい稽古や寮生活を支え合い、若松部屋への入門も同時でした。激しい気性で土俵を席巻し平成の大横綱へと登りつめた朝青龍に対し、朝赤龍は冷静沈着に技能を磨き、三役力士として角界を支えました。
現役時代、朝青龍が土俵内外で注目を集めてプレッシャーに晒されていた時期も、朝赤龍は変わらぬ態度で良き相談相手であり続けました。朝赤龍が高砂部屋の師匠に就任した際にも、朝青龍はSNSやメディアを通じて心からの祝福とエールを送り、親友の晴れ舞台を誰よりも喜んでいます。